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July 2006

自然とふれあう多摩自然遊歩道



7月下旬のある朝、窓の外を見ると抜けるような青空が広がっていた。今日はどこかにいきたいなあ、と思ってインターネットで検索していると、面白そうなところが見つかった。それが今回の『多摩自然遊歩道』。僕は自然と触れあいながらハイキングするのが好きなのだ。

一時間ほどで都心から抜けだせて、プチトラベルを味わえる場所。自然に囲まれていて人がいなくて…、などと考える僕は、この『多摩自然遊歩道』というネーミングにグッときてしまった。

南武線稲田堤駅を降りて、地図をみながら進んでいくとすぐに田園風景が現われる。ああ、田舎だ!と思いうれしくなる。そこから薬師寺→小沢城址緑地→寿福寺→フルーツパーク→多摩緑地保全地区遊歩道→小田急線読売ランド駅というルートで約3時間。ギターを小脇に抱えて散策したわけだ。


↑小沢城址緑地(左2枚)と多摩緑地保全地区遊歩道(右2枚)

小沢城址緑地はアップダウンのある山道になっている。適当な木の切り株などを見つけては、腰をおろしてギターを爪弾いたりしてみるのが楽しい。上を見上げると木々の隙間の向こうには透明な青空。静寂の中で気持ちよくメロディを奏でていると、いつの間にかあちこち蚊に刺されてしまった。めったに人がこないだろうから、蚊のほうも必死なわけだ。


↑寿福寺(仙谷山寿福禅寺) 近くにはアジサイが咲いていた。

そこを抜けて民家の横を歩いて行くと寿福寺に到着。誰もいない境内をぐるりと巡ってギターを置いて記念撮影、パチリ。フルーツパークは、これもまた誰もいない。夏休みの時期だから遊んでいる子供たちを想像していたが、僕以外は誰もいない。せっかくなので施設内の温室をのぞいて見たが暑くてたまらない。外は30度は超えているだろうが、温室の中はさらに暑い。来る時期を間違えたかもしれない。

旅の締めくくりは多摩緑地保全地区遊歩道。ここはとても気持ちがいい。細い小道を、風が緑を揺らす音を聞きながら歩いていると、たまに人とすれ違う。犬の散歩をしている人やウォーキングの人。散歩をしている犬もうれしそう。ここは生活道のようだが舗装はされていないので、道には轍(わだち)が残っていた。そこには蝶やこがね虫など小さい昆虫の姿も見える。このクヌギの林をぬけるといつの間にか竹林になっていて、風の音がかすかに変わったようだ。笹の葉がそよ風で小刻みに揺れている。なかなか素敵なところである。



今回の旅のお伴はヤマハのギタレレGL-1
小さいボディに大きなポテンシャルを秘めたスーパーミニギター
ウクレレ好きの方にも、ギター好きの方にもぴったりのギタレレ
旅の空の下、気持ちのいいメロディを奏でよう!



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