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以前、fホールに改造したギタレレはすこぶる調子がよかったのだが、カラーが気になったので塗装しなおしたと、いうわけだ。
もともと、ギタレレはウクレレを意識しているのであのデザインとボディ正面の白っぽいナチュラルカラーはマッチしている。ただ、それをfホールにしたことによって、ウクレレらしさはなくなり、あの白っぽいボディカラーは楽器の雰囲気と合わなくなったように感じた。同様にサウンドに関しても新たな弦のセレクトで探ってみた。
カラーリング
塗装は水性カラーニスを使用。色はマホガニーカラー。いきなり、ボディには塗らずにボディ表面の塗装を300番の紙やすりで剥離していく。できるだけ表面の塗装のみを落とすような気持ちで表面の化粧板を削り過ぎないように注意が必要だ。ここでしっかり塗装を落とさないとニスがのらないのでめんどうでもしっかり行う。
次にニスを三度塗って表面を300番の紙やすりで磨く。さら三度塗った後、今度は400番程度の目の細かい紙やすりで磨き上げる。その上から、水で薄めたニスを2度塗りして終了。今回はハケを使って塗ったので多少のムラができてしまった。やはりスプレーを使ったほうがきれいに仕上がるだろう。正直、楽器とニスの関係には無知なので、何度塗りすればいいのかはわからない。そのため、好みの色と深みがでるまで繰り返し塗った、という感じだ。
色は明るいオレンジイエローに仕上がった。塗装したのはボディ正面だけだが、他の部分との色の相性もいい感じである。この色に合わせてピックガードの色も濃い色に変更してある。
レギュラーチューニング
さて、次はチューニングである。以前、紹介したレギュラーチューニング法はこちらを参照していただきたい。
今回は1弦、2弦をさらにパワーアップさせる方法だ。
6弦/オーガスチンの青 (ハードテンション)
5弦/ヤマハ6弦用
4弦/ヤマハ5弦用
3弦/ヤマハ4弦用
2弦/ヤマハ4弦用
1弦/ヤマハ3弦用
お気づきだろうか。2弦にも4弦用の巻き弦を張っている。そして1弦には3弦用の太いプレーンのナイロン弦だ。これによって、1弦、2弦のテンションは高くなり、音が大きくなる。
さらに、2弦は巻き弦にすることによって、サスティーンがきいて音の伸びがよくなる。ギター感覚でフィンガーピッキングしたい場合には、1弦、2弦の音のボリュームアップと2弦のサスティーンアップは、かなりうれしい。
ルックス・サウンドともに、本来のギタレレの持つウクレレっぽさはなくなってしまったが、奏でる音楽によってはこのようなスタイルもいいだろう。
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