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May 2009
6弦テナーウクレレ☆ラニカイ LU6
ギターにアレンジ
レギュラーチューニングで楽しむ! Part2

ハワイのブランド Lanikai (ラニカイ)の6弦テナーウクレレLU6

今左からラニカイのLU6、ヤマハギタレレ、ギタレレ改fホールモデル
ちょうど一年前、テナーサイズのウクレレ、ラニカイLU6をギター仕様に改造した。ポイントは以下のとおりである。
その1 6弦4コースから6弦6コースに変更
その2 ギターと同じEADGBEのレギュラーチューニングにする
※改造の詳細は前回のラニカイのLU6を参照
あれから、ちょうど、一年経過し、その後の感想を述べようと思う。
まず、楽器として、弾けるのかどうか、という点である。スケールはほぼヤマハのギタレレと同じ。弦も6本そろっている。ただし、もとのネックの幅が狭いのである。一般的なテナーウクレレの6弦仕様は6弦4コースであり、ギターのような6弦6コースではないのである。ちなみに、ギターのように6弦6コースのウクレレは、(Guitarlele)とよばれる。ヤマハのギタレレは商品名だが(Guitalele)となっており、表記(スペル)が異なっている。
さて、その細いネックのラニカイLU6に均等に弦を6本配置したわけだ。弦と弦の幅は6ミリ。ヤマハのギタレレが8ミリであることを考えると、かなり狭くなっている。当然、演奏しずらいということになる。
一年、このラニカイLU6改を弾いてみての感想だが、練習すれば、弾けるようになる。ということだろう。指さばきは、繊細に行わないと、となりの弦にすぐ触れてしまう。指の太い人には厳しいかもしれない。しかしそのおかげで、いままでよりも指先に意識を集中してプレイするようになった。また、どうしても、指が触れてしまう曲についてはアレンジしなおして、弾くようになった。
心配していたネックへの影響はいまのところ見られない。弦高は一年前と同じである。
弾きやすさでいえば、ヤマハのギタレレのほうがいいだろう。ただ、ラニカイLU6のようなテナーサイズのウクレレは14フレッドジョイントなので、ハイポジションでは弾きやすさを感じる。ではなぜ筆者がここまで、このラニカイLU6にこだわるかといえば、それは見た目である。クラシカルなスロッテッドヘッド。ゴールドのペグ。細くすらっとしたボディ、そして落ち着いたカラー。ヤマハのギタレレがシンプルでウクレレテイストなビジュアルであるのに対して、ラニカイLU6のもつ、クラシカルで落ち着いたビジュアルが気に入っているのだ。
今では、このラニカイLU6改をいつも持ち歩いている。静かに爪弾くにはちょうどいいギター?ウクレレ?である。
ラニカイLU-6のスペック
全長 705ミリ
弦長 438ミリ
14フレッドジョイント
トップサイドバック ナトー
指板 ローズウッド
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