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August 2005



めんそーれ、沖縄

ずっと憧れていた沖縄へやっと行くことができた。8月のピークシーズンまっただ中での三泊四日のスケジュールで羽田から那覇へと向かった。昼過ぎの飛行機で2時間10分のフライト、あっという間に那覇空港に到着だ。到着ロビーを出るとヤシの木があちらこちらに見え南国に来た事を実感させてくれる。驚いたのは那覇が都会だということだ。僕の沖縄のイメージはというと、さとうきび畑、青い海と赤いハイビスカス、そんな感じだったので大きなビルが立ち並び広い道路が整備されている様子は僕が描いていた沖縄のイメージとはかなりギャップがあった。



さて、今回の旅の目的はのんびりすること、そしてビーチでくつろぐことの2つ。
初日は空港近くでレンタカーを借りてホテルへ直行。那覇市内からR330を北上し途中R81を経由してR329を進むと海を望む丘の上に目的のホテルはあった。スタッフは皆、赤いアロハを着ていて、彼らが話す沖縄のアクセントにはやさしい響きを感じる。オーシャンビューの部屋は広々としていてとても居心地のよいところだった。夕方の那覇市内の渋滞と不馴れな道のせいでホテル到着が夜7時半ごろとなってしまったが部屋から見える美しい夜の海とどこからか聞こえてくる沖縄民謡が疲れを癒してくれた。



2日目は昼過ぎにホテルを出て、近くの北中城村にある中城城跡(なかぐすくじょうあと)へと向かう。ここは世界遺産に登録されており、美しい城跡や城郭を散策することができる。途中雷が鳴り出したので早めに引き上げたがもっとじっくりと見てみたかった。僕はお城や遺跡を見て歩くのが好きなのでここは楽しい。



中城城跡近くにあるもう一つの観光スポットが中村家住宅だ。ここは約280年前の代表的な農家の住居建築の特色をすべて備えている大変珍しい住宅で国の重要文化財にも指定されている。靴を脱いで中を見学することができるので家屋内部の詳細も良く解る。縁側に腰をおろして庭を眺めていると涼しい風が頬にあたってとても心地よい。となりに併設されたみやげ物屋さんにはシーサーやカラフルな南国模様のハンカチなどが売られていて面白かった。



さあ、3日目はいよいよ海へ。滞在したホテルから見える海は海水浴上ではないので、ホテルのフロントでどこがいいか聞いてみると、伊計島がいいだろうということだった。ホテルからは車で1時間弱だし途中の海中道路は人気のドライブコースでもあるらしい。与勝半島から海中道路を通って平安座島、宮城島を越えていくと目指す伊計島の大泊ビーチはあった。800メートルつづく白砂のビーチがあり、海は想像していた以上美しい。海はエメラルドグリーン、砂浜の砂はうすいオレンジ色に輝き空は青く広がっている。ここは波がないのでうきわに乗って漂いながら遠くの雲を眺めながらのんびりと過ごすことができた。岩場には魚が泳いでいて、手をのばせは触れられるようだった。



帰りは与勝半島付け根にある勝連城跡を見にゆく。ここも昨日訪れた中城城跡と同様、世界遺産に登録されている。築城は12〜13世紀とされ百姓出身でこの地を納めていた阿麻和利(あまわり)の居城であった。ここからは伊計島へ向かう際に通った海中道路と広がる青い海が一望できる。

最終日は那覇市おもろまちにある免税店、DFSギャラリアへと立ち寄る。シャネル、プラダ、ヴィトンなどのブランドショップが入ったショッピングモールで、ここで購入したものは空港で受取るというシステムだ。ただし商品購入の際には本州など沖縄以外への航空チケットの提示が必要となる。

今回の沖縄三泊四日はあっという間だった。本島以外の島をめぐったり、マリンスポーツを楽しむことはできなかったが、それは次回の楽しみにとっておこう。沖縄をちょっとだけ体験したら沖縄への憧れがいっそう強くなった、そんな楽しい旅だった。


今回の旅のお伴はこのギター


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トラベルギターワールド ウェブマスター シノジロウ
旅とメロディ