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トップフォトエッセイ>大磯ロングビーチ
September 2005



湘南のシーサイドリゾート大磯ロングビーチ

以前からこの名前をよく耳にしてはいたが行く機会には恵まれなかった。ずーとイメージしていたのは大磯に伸びる長い海岸線と海水浴客であふれる灼けた砂浜。まさにその名前のとおりの光景が僕の頭の中で作り上げられていた。準備のために公式サイトでチェックみると、しかしそこは各種プールがある人工のシーサイドリゾートで、灼けた砂の感触は味わえないらしい。大磯プリンスホテルに併設されたこの施設は真夏の約二カ月間のみの営業となり、僕が訪れたのはシーズン最後、9月も半ばを過ぎていて翌日は最終営業日という日だった。

アクセスはまず東京駅からJR東海道線で1時間15分の二宮駅で下車。もちろん一つ手前の大磯駅からでもいいのだがそれでは芸がない。帰りは大磯駅を利用するとして、行きは隣の駅に行ってみようと考えた。初めての駅で下車するのも旅の楽しみの一つだ。大磯ロングビーチはこの二宮と大磯両駅の中間にありどちらからもバスが出ている。この時期、陽が暮れるのはだいぶ早くなっており、夕方六時過ぎに着いた時には辺りはすっかり暗くなっていた。二宮駅は小さな田舎の駅で、これまた小さな駅前ロータリーではタクシーが一台、客待ちをしていた。そこからバスで10分ほどで国道1号線沿いの大磯プリンスホテル前に到着。小道を海方面に向かうと小高い丘の上に大磯プリンスホテルは建っていた。ここで一泊して翌日は一日遊ぼうというのが今回の旅の計画だ。



ホテルから大磯ロングビーチへは専用の出入り口があり、そこから先はシーサイドリゾートとなっている。ここは小高い丘の上にあり海との間には西湘バイパスが走っているのだが、施設からはバイパスが見えない作りになっているのでプールサイドからは相模湾の青い海と水平線が広がっていて眺めはすばらしい。(ちなみに海は遊泳禁止で海岸に出る事はできないらしい。)僕はここで小学生以来になる流れるプール体験をした。子どもの頃、故郷で体験した流れるプールはもっと流れが早かったように思ったのは気のせいだろうか。水温はちょっと冷たかったがゆったりとした水の流れに身をまかせて歩いたり泳いだりしているだけ頬が緩んでくる。あの頃に戻ったみたいだ。



流れるプールすぐ脇には青いビーチパラソルとサマーベッドがずらりと並び、僕はサマーベッドに寝転んで目を閉じ、海外のリゾートにいるような気分に浸っていた。ほかにも温水プールやジャグジー、波の出るプール、さらにもっと刺激的なアトラクションのウォータースライダーやボディーボードを楽しむことができるフローライダー、そして高飛び込み台がある。大人達に混ざって小学生ぐらいの小さな子供たちもそこからダイブしては水しぶきを上げていた。

プールで思いっきりはしゃぎ、サマーベッドでリラックスした後、3時ぐらいには大磯ロングビーチを引き上げホテルラウンジのティールームに向かった。ここからも大磯ロングビーチとその向こうに広がる相模湾が見渡せ気持ちがいい。咽を潤し最後の夏の景色を楽しんだ後はホテルから大磯駅行きのバスに乗り込み帰路についた。海に海水浴に行くのとはまた違った楽しみを味わえた充実した一日だった。



今回の旅のお伴はこのギター


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トラベルギターワールド ウェブマスター シノジロウ
旅とメロディ