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May 2007

春風を満喫の旅 軽井沢でサイクリング



軽井沢は手ごろな観光地だ。比較的リーズナブルなペンションやホテルがそろっている。東京からなら新幹線を使えは1時間ちょっと。避暑地、別荘地として有名な場所柄、春から夏にかけてが楽しみやすい季節だろう。以前、軽井沢に訪れたのは真夏の8月。東京のベタっとした湿度たっぷりの暑さから逃れるために訪れたのだ。そのときのサイクリングの爽快感は今でも記憶に残っている。ちょっぴり優越感さえ感じたほどだ。

さて、今年のゴールデンウィーク。暖かくなったから、軽井沢に行ってみよう!と思い立って早速行動開始。新幹線に乗り込んで昼過ぎに軽井沢駅に到着。しかし、途中軽井沢へ近づくにしたがって、雲が厚くなっていく。新幹線を降りて改札をぬけると電光掲示板に現在の気温が表示されていた。なんと11度。まるで冬の寒さだ。しかも雨が激しく降っている。路面をみると所々乾いているので、まさに降り始めである。同じ新幹線に乗っていたTシャツ姿の人は、この寒さと雨に固まって動けない様子。軽井沢は高地だから寒いよ、そんな言葉を友人から聞いていたので、冬モノのブルゾンを持ってきていて正解。あぶないところだった。

新幹線の駅を南口に出てプリンスショッピングプラザへと向かう。この雨ではとりあえず、屋根のある場所へ避難しなくてはなるまい。ここは大型のショッピングモールでブランド品や雑貨などを幅広く扱っているところだ。一角にある英国風のティールームにてミルクティを飲みながら、窓辺の景色を眺める。ショッピングプラザの中央には大きな芝生のエリアがあって、気持ちがようさそうだ。ちょうど体が温まってきたころ、雨は小降りになり、空は明るくなってきた。

雨は止んだが、広い芝生の上を歩いている人はいない。皆屋内へ非難してしまったのだろう。一人でぶらぶらとしてみるが、とても気持ちがいい。芝生は眩しいくらいの黄緑色だ。


▲プリンスショッピングプラザ内のティールームと施設中央に位置する広い芝生のエリア

予約したホテルは駅の北口を出て15分ぐらいのところに位置し、そのまままっすぐ進めば旧軽井沢銀座があるという好立地。とりあえず、ホテルへチェックインし、荷物を置いたら、ギターとカメラだけを持って散策へ。すっかり青空が広がっていたが、肌寒さは変わらない。向かった旧軽井沢銀座はレトロな造りのお店が立ち並び風情があっていい。昼過ぎの雨のせいもあって人は少なかったが、写真を撮るには好都合。名産の蜂蜜はそれぞれのお店が競い合っているのがおもしろい。顔にヒゲのようにして蜂をいっぱい付けたはちみつおじさんなる人物の、顔アップのポスターも大きく飾ってある。ほかの蜂蜜屋さんにも同様の写真が貼ってあったが、別の人のようだった。蜂蜜を作っている人たちはみな、あのように蜂を顔にいっぱい付けるのだろうか。

さて今回、旧軽井沢銀座を訪れる予定はなかったのだが、あの激しい雨のおかげで予定変更、旧軽井沢銀座散策となったのだ。楽しみのサイクリングは明日に期待しよう。


▲レトロな街道の宿場町的な風情が漂う旧軽井沢銀座


▲ホテルの夕食はイタリアンのコースメニュー。前菜、フレッド、サラダ、パスタ、ステーキ、デザートとすべてたいらげた。

翌朝、ホテルのベッドで目が覚める。厚い遮光カーテンで部屋の中は薄暗い。天気はどうだろうか。カーテンをそっと開けると、ホテルの横を通っている林道に日が差していた。空は快晴で申し分ない。


▲左から旧三笠ホテル、林道、聖パウロ教会、オシャレなレストラン

宿泊したホテルは11時までのチェックアウトだったが、朝食後、早々とチェックアウト。そのまま、レンタルサイクルショップへと向かう。なんといっても今回の旅の目的はサイクリング。静かな別荘地の中の林道を走るのは最高の気分だ。普段はほどんど見かけることのないログハウスを眺めながら土や砂利がむき出しの路面を走る。自転車のタイヤから伝わる、ごつごつとした感覚が自然を感じさせてくれるのだ。まず、最初に向かったのが重要文化財の旧三笠ホテル。素敵な外観だ。そのあとは、足のむくまま、ならぬペダルの向くまま、気の向くまま、あちこちサイクリングを楽しんだ。なるべく人の少ないところ、緑のあふれるところ、といった感じだ。小さいギターは自転車の前のカゴに入れて、一緒に風を切る。長い下り坂や起伏では自転車がジャンプしてカゴからギターが飛び出しそう。素敵なロケーションでは自転車を止めて、ギターと記念撮影。歩きの旅とは違った楽しさも味わえる。

途中、立ち寄ったのが、クレープ屋さん。名前は『アンジェリーナ』。クレープというと甘いお菓子をイメージする人も多いだろう。しかし、ランチとして楽しめるクレープもあるのだ。注文したのは、トマト&チーズ。中はトローとしていて、外はパリパリのクレープ生地。もちろん甘くないクレープだ。おすすめできる一品だ。

ところで、ここ軽井沢ではタンデムの自転車を見くみかける。カップルや親子、女性の2人乗りも見かける。普段はないシーンなだけに、その姿は面白い。なかには二人の呼吸が合わずに、四苦八苦している人もいて、そんな姿も軽井沢ならでは微笑ましい。到着直後は悪天候にやられたが、その後は素晴らしい天気に恵まれた軽井沢であった。


今回の旅のお伴はヤマハのギタレレGL-1
小さいボディに大きなポテンシャルを秘めたスーパーミニギター
ウクレレ好きの方にも、ギター好きの方にもぴったりのギタレレ
旅の空の下、気持ちのいいメロディを奏でよう!



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ギタレレでレギュラーチューニング第1弾 ナイロン弦編
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テナー6弦ウクレレ ラニカイLU6
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