March 2007 満開の桜の下でお花見☆代々木公園 つい１、２週間前にここ、代々木公園を訪れたときには、まだ桜のつぼみはふくらみはじめだった。暖冬で暖かかった１、２月。今年の桜の開花は例年より早いだろう、そんな話も聞こえていた。ところが３月に入ってしばらく、寒い日が。うーん、春の訪れにじらされていた方も多いかったのでは。
			ある朝、目を覚ますと窓の外の桜並木の中で一本だけ、桜の花が咲いていた。翌日は半分くらいの木に花が。さらに三日目になるとすっかりと桜並木はあわいピンク色に色づいていた。桜の花は一気にパッと花開く。 春は出会いや別れの季節。生活が一変する人もいるだろう。そんな季節に、桜の花は町の景色を一変させて、わくわくした気分にさせてくれる。そして桜の景色は心に強く焼きつく。だから、これほどまでに日本人は桜の花が好きなのだろう。 花が咲いたとなると、つぼみだった代々木公園の桜が木になる。早速ギターとカメラを片手に出発。先日訪れたときには人もまばらで、売店のおばさんはのんびりとした様子だった。「まだ咲かないですねえ」「待ちどうしいですねえ」などと軽く言葉をかわしたが、今日は忙しいことだろう。 原宿口から入ってまっすぐに進んでいく。しばらくすると、右手に噴水が見え、それをやり過ごし、そのまま進めば、桜の花が満開の一角にたどり着く。下から見上げると空がピンク色に染まったようだ。だだし、このあたりは宴会の団体さんがゴザやシートを広げて、ワイワイガヤガヤとやっている。静かに楽しみたいなら公園をぐるり散策して、静かな場所を見つけるのもいいだろう。 さきほどやり過ごした噴水のところで右に曲がるとウッドデッキ、池とその中の大きな噴水、そしてその向こうには広々とした芝生が広がっているのが見える。そこでも多くの人たちが思い思いにお花見や春の景色を満喫している。 池の周りにはベンチが並ぶ一角と太陽がさんさんとふり注ぐ芝生のエリアに別れている。いつもは芝生に寝転んで噴水と青い空をぼんやりと眺めるのだか、今日はちょっと趣を変えてみた。 日陰になるベンチに腰をおろすと、頭の上の手の届くところまで桜の枝がのびている。目の前の池の真中には人工の小島があり、緑の芝生と黄色い花が。そして高く水の上がった噴水の水に太陽の光が差しこんで虹が出ていた。遠くにはピンク色の桜の木とぬけるような青空。 素敵な景色だ。この鮮やかさは一年で今しか見られない。景色がピンクに色づくのは桜の季節だけだし、夏が近づくにつれて、空の色はぼんやりとくすんでくる。目の前の景色の中に、未だ残る冬の色彩と強烈な春の個性的な色使いのバランスが、いっそう、そう思わせるのだろう。 あと一週間もすると花びらが落ちはじめ、地面はピンク色に変わるだろう。そのときは、また違った春の景色を目にすることができるはずだ。 今回の散歩のお伴はヤマハのギタレレGL-1 小さいボディに大きなポテンシャルを秘めたスーパーミニギター ウクレレ好きの方にも、ギター好きの方にもぴったりのギタレレ 旅の空の下、気持ちのいいメロディを奏でよう！ ☆関連記事を読んでみよう！ ＞fホールギタレレをカラーチェンジ ＞改造ギタレレ、ｆホール仕様 ＞ギタレレでレギュラーチューニング ＞ミニギターインプレッションのトップページへ ＞旅と散歩のフォトエッセイのトップページへ ＞『トラベルギターワールド』のトップページへ ********************************* ☆掲示板に感想を書き込んでみよう！ ＞トラベルギターワールドBBS ☆ギターは楽天の楽器市場