リバプール
クレイトン広場周辺にはショッピングセンターもあり、この街の中心部でライムストリート駅から歩いてすぐのところだ。僕はアルバートドック近くにブッキングした宿を目指して歩きだしたが、道に迷って行ったり来たり。突然『Are you going to the Beatles?』と話しかけられた。地元の人間にはどう見ても見えないアジア人が、ギターを抱えてキョロキョロしていれば誰だってそう思うだろう。そのおじさんがビートルズ・ストーリーというミュージアムがアルバートドックの一角にあること、そしてそこまでの道を教えてくれた。

リバプール滞在中はマシュー・ストリートにあるキャバーンクラブを見にいったり、ウォーカー・アート・ギャラリーへ行って過ごしたが、意外に面白かったのがショッピングセンターだ。大きな1ポンドショップがあり、日本の100円ショップよりも充実していた。まあ、1ポンドといえば200円ちょっとだから値段も高いのではあるが。

驚いたのは、夕方6時になるとメインストリートの店がすべて閉まってしまうことだった。夜の9時ぐらいまで明るい夏の季節にほとんど無人になってしまう。ある日、4時ぐらいに人で溢れたメインストリートをウィンドウショッピングし、ホテルへ戻ってシャワーを浴び6時過ぎにまた来てみると誰もいなかった。これには驚いたというより怖かった。星新一のショートショートの世界のようだった。


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Summer 2004