ポンテヴェドラ
ヴィゴに住む友人たちと訪れたのがこの街ポンテヴェドラだ。ガリシア地方の古都でガリシア建築と呼ばれる様式の建物や石畳の細い路地が多くみられる。

友人たちが広場のバーでお酒を飲んでいるとき、一人の友人が街を案内してくれると言いだし、僕を古い教会や建物に連れていってくれた。彼女は大学時代にこの街に住んでいたといい、あまり英語はうまくないがそれでも一生懸命ガイドしてくれたことがうれしかった。

彼女が連れていってくれた中の一つに音楽ミュージアムがある。ガリシア人はもともとケルトの流れをくむらしい。そしてアイルランドのイリアンパイプスやスコットランドのバグパイプのようなパイプミュージックがあるという。僕はそのミュージアムに連れていってもらったわけだ。パイプミュージックが好きな僕だが、スペインのこの地方にもケルトの流れをくむパイプミュージックがあることは知らなかった。ガリシアンパイプはアイルランドやスコットランドのそれとは少し形状が異なるが、バッグに空気をためてその空気でパイプを鳴らすという点では同じだ。正式な衣装は、イリアンパイプスやバグパイプがスカートを履くのに対しガリシアンパイプはパンツスタイルだ。

彼女はヴィゴを発つ時におみやげといって僕にガリシア語のヴィゴの歴史書をくれた。何が書いてあるのかまるでわからないのだが、写真やイラストを見てヴィゴやポンタヴェドラでの楽しかった時間を思いだしている。


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Summer 2004
旅とメロディ