バルセロナ
スペインの東に位置しカタルーニャ地方の中心であるこの町、バルセロナ。
バルセロナといえばアントニオ・ガウディを連想する人も多いのではないだろうか。僕がこの街を訪れたのも、彼の作品であるサグラダ・ファミリア聖堂を見てみたかったからだ。サグラダ・ファミリア聖堂付近は観光客や団体客のバスでごった返していた。写真でみるのと実物ではやはりそのスケール感が違う。サグラダ・ファミリア近くのカフェはどこも満員で、みなこの聖堂を見上げていた。
他にもカサ・パトリョ、カサ・ミラ、グエル公園、ガウディ博物館と見てまわった。グエル公園は、もともと1900年〜1919年にかけて分譲住宅地として造られた場所だが、売れ行き不振で1922年に公園になってしまったという経緯を持つ。眺めは素晴らしくバルセロナの町を一望できる。
現在もこの公園のある丘の上から小さく見えるサグラダ・ファミリア聖堂はここが公園になる40年も前から工事が行われているという。完成したサグラダ・ファミリア聖堂を見る事ができるのは、あとどれくらい先になるのだろうか。
それにしても、ここバルセロナは暑かった。真夏だからあたりまえなのだがそれだけではないだろう。住んでいる人たちの肌は浅黒い。ヨーロッパも南にくると同じ白人でもだいぶ違って見える。それと小柄な人が多かった。
驚いたのはきれいで清潔な地下鉄。、ホームにはドリンクの自動販売機もある。観光スポット間の移動におおいに利用させてもらった。
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Summer 2004