リスボン
街の中心地から少しはずれた所にサンタ・アポローニア駅はある。この駅にはマドリッドからの国際列車が止まり、ツーリストインフォメーションセンターや国際列車の予約窓口もある。リスボンはポルトガル第一の都市と聞いていたが意外に小さい街、というのが僕の印象だ。街の中心のロシオ広場は観光客で溢れていおり、近くにはみやげ物屋さんやショップが立ち並ぶ。太陽の光はまぶしく、今自分が『太陽の国』といわれるこの街にいることを実感させてくれた。

サン・ジョルジェ城は坂の上にあるので地図を片手に登っていく。頂上に近づくにつれ人が多くなり、城門の付近には観光客相手のみやげ物屋さんが軒をならべていた。お城の広場からは、紺碧の空と眼下に広がるオレンジ色の屋根の町並み。さらに階段を登って城壁の通路を歩くと爽やかな風が頬を撫でて、僕を歓迎してくれているようだった。

ポンバル侯爵広場から15分ぐらいのところに僕が泊まったホテルは建っていた。リスボンのまぶしい太陽が差し込むのこの部屋のインテリアはオレンジ色をベースにコーディネイトされていてシンプルだがとても心地良い。僕はこの部屋でしばしギターを爪弾きながら旅の風情に浸っていた。


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Summer 2004
旅とメロディ