ミラノ
ヴェネチアからバルセロナに向かう途中で列車の乗り換えのために訪れたのがここミラノ。ミラノ中央駅から歩いて街の中心部ドゥオーモ広場へと向かう。途中プッブリチ公園をぬけカプール広場、マンゾーニ通りを真直ぐ進むと有名なスカラ座の前に出る。ここまでくればドゥオーモ広場はもう目と鼻の先。ドゥオーモはイタリアを代表するゴシック建築の一つだ。

ここからさらに、さまざまなショップが立ち並び賑やかなダンテ通りを真直ぐ進むとスフォルツェスコ城がある。スフォルツェスコ城、アルテ宮のあるセンピオーネ公園は広大な敷地の中にありミラノ観光の見どころの一つといえるだろう。センピオーネ公園の中ではサルサダンスフェスティバルが行われていて、結構盛り上がっていた。ここミラノにはダ・ヴィンチ国立科学技術博物館や『最後の晩餐』で有名なサンタ・マリア・ディレ・グラツィエ教会などがあるのだが、時間の都合で訪れることはできなかった。ちょっと残念。

この日はとにかく暑い日で、僕はストロベリー味のイタリアンジェラート、ダブルサイズを二つも食べてしまった。短い滞在だったがミラノの雰囲気を楽しむことができた。

観光を終えて再びミラノ中央駅に戻りサンドイッチ屋さんに入ると、カウンターの中で働いていた大学生ぐらいの男の子が声をかけてきた。そのギターを見せてくれ、とゼスチャーするのでギターを貸してあげるとカウンターの中で一曲弾きはじめた。誰の曲かはわからなかったが結構うまい。片言の英語で『ロックバンドでギターをやっている』と言っていた。

彼はこの日の出来事を友達に話すのかもしれない。『バイト先にギターを持ったアジア人が来たから、そいつのギターで一曲弾いてやったらびびってたぜ!』なんてことを。


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Summer 2004
旅とメロディ