パリ
パリに着いて最初の印象は、雲がきれい、ということだった。青い空にポッカリと浮かんだ雲は東京ではなかなか見ることはできない。さらにパリ市内は建物の高さ制限があるためビルの高さが低く、遠くまでみわたせるのだ。

地下鉄サンミッシェル駅近くのホテルをゲット! そこのバルコニーからもきれいな絵画のような雲が遠くまで続いていた。シャワーを浴びて早速パリ観光開始。コンコルド広場をひとりで歩いていると女性に声をかけられた。英語は話せますか? イエス! それはなんという楽器ですか? ギターだよ! そんな会話から始まって仲良くなった。その女性はフランス人だが流暢な英語を話していていたのでこんな事を聞いてみた。『フランス人はフランス語が大好きで英語は話したがらないって聞いた事があるけど、そうなの?』
すると彼女いわく、『それはフランス人に対する良くないイメージだわ。実際は英語を話す人は多いのよ』とのことだった。なるほど、いろんな人がいるものだ。

翌日はその女性に案内してもらってパリ観光。映画『アメリ』のカフェやモンマルトルの丘、ムーランルージュ、セーヌ川など一通り楽しんだ後はちょっとドライブ。夜はライトアップされたエッフェル塔を観にいった。パリ初日のこの出会いでパリ滞在はとても楽しいものになった。

パリといえば芸術の都。まずはルーブル美術館。モナリザの微笑みをナマで観ることができたのはうれしかったがあまりに広くて疲れたというのが正直なところ。それとは対称的にモネ美術館は楽しめた。美術館としては小さなところだが、モネの作品はすばらしく、印象派絵画っていいなあと感じた。ここにきて実物をみるまではモネってわかりずらいなあと正直思っていた。是非また訪れてみたい。

シャンゼリゼ大通りや凱旋門、オペラ大通りやモンパルナスタワーなど見どころの多いパリだが僕のおすすめは夕暮れのセーヌ川。夕陽をあびてほんのりとオレンジ色に変わる辺りの景色と水面に浮かぶ船の明かりは宝石のようで本当に美しい。そしてシテ島にあるノートルダム大寺院。ライトアップされたその姿に訪れた人はきっと心を奪われるだろう。


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Summer 2004
旅とメロディ