ブリュッセル
オランダのアムステルダムからドイツのベルリンへ向かう途中に立ち寄ったのが、ここベルギーのブリュッセル。まずは駅をでてサン・ミッシュエル大聖堂へと向かう。この荘厳なゴシック様式の大聖堂は300年という時間をかけて造られたということだ。そこからフラバン公の館へ向かう途中、ぶらぶらと歩いていると、オープンテラスのレストランが軒を列ねる一角にでくわす。いくつも似たような狭い路地が交差し、それぞれの通りによってテーブルクロスの色が青や赤、白と統一されていて見た目にも華やかだ。

有名な小便小僧は中央駅を挟んで西側に位置するが実物は小さい。大勢の観光客がその前で記念撮影の場所を探して右往左往している姿がユーモラスでおかしかった。小便小僧はそんな人たちを見てどう思っていることだろう。目の前のみやげもの屋さんには、大小様々、色もシルバー、ゴールド、ブロンズに白とカラフルな彼のレプリカが並び観光客で賑わっていた。

しばらくあたりを散策していると街の小さな楽器屋さんが目に入る。実はこのところギターの調子がおかしく、気になっていたのでお店のおじさんに診てもらったのだ。修理してもらう時間はなかったが原因がわかってほっとした。

中央駅の東側にはブリュッセル公園や楽器博物館、王立美術館や王立博物館などが建っている。ブリュッセル公園のベンチに腰掛け、ギターの具合を確かめるように弾いていると男の人が声をかけてきた。これがフランス語なのかオランダ語なのかさっぱりわからない。ベルギーはオランダ語、フランス語が公用語で、一部ではドイツ語も話されているとか。駅の案内や時刻表も英語表記はなく、全然意味がわからず大変だったことを覚えている。


☆関連記事を読んでみよう!

ヨーロッパ旅行記のトップページへ

旅と散歩のフォトエッセイのトップページへ

サイト『トラベルギターワールド』のトップページへ

☆掲示板に感想を書き込んでみよう!

トラベルギターワールドBBS




| TOPページ |
トップフォトエッセイヨーロッパ>ベルギー ブリュッセル
Summer 2004
旅とメロディ